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【祝】西大分駅 開業100周年!

公開日:2011年11月01日 カテゴリー:交通の話題, 大分の話題, 鉄道の話題 タグ:,

今から100年前、明治44年11月1日。豊州本線別府~大分間の開業により西大分駅が誕生しました。

隣の東別府駅(浜脇駅)が開業当時の駅本屋ということで、別府市の有形文化財に指定されきれいに整備されたことは有名ですが、ここ西大分駅も実は開業以来の木造駅舎を使用しています。

開業当初からと後に見やすく付け足された建物財産標。M.44.7.16と3ヵ月半早くなっていますが、実はこれは杵築~別府間の開業と同じ日付です。以前から気にはなっていましたが、もしかすると開業前に別府以南に何かがあって、開業が若干ずれ込んだんですかね。

ちなみに当時並行していた別大電車はこの11年前、M33.5.10に開業しています。(京都に次ぐ日本二番目)

実のところ生まれこそ津守(滝尾)なんですが、その後すぐ西大分駅の裏に引っ越しまして、それから20年以上、毎日西大分駅と共に過ごしていました。まぁ裏側なんで大変使いにくかったわけですが・・・線路越えればホームまで30秒なのになぁとか思いつつ、列車が完全に時計代わりになっていました。(通学中にあの列車が到着したら学校にぎりぎりとか、この貨物が来たからそろそろ4時か・・・とか)
結局また若干離れた場所に引っ越したわけですが、西大分駅が最寄なことは依然変わっておりません。

大分駅の高架化に際して、もともとの計画は西大分駅の西側の県道ガードのところから始まる予定でした。しかし、まぁうわさでは反対があったとか貨物のやり場がなかったとかしか聞いていませんが、結果的には中島踏切(マルショク西大分店横の高崎に上がるところ)が起点となり、西大分駅はそのまま地上駅として残ることとなりました。

西大分駅本屋内待合室。わりとがらんどうでしたが、この数年でベンチが大量に置かれて自販機も追加設置されたので、よい憩いの場になっているようです。まぁ雰囲気はさげぽよですが・・・

右奥に見えるのは窓口跡。2000年前後までは使用されていました。この奥はJR貨物の事務所になっていまして、当時はJR貨物に切符販売を委託していました。
その後しばらく無人駅となってしまいましたが、2003年頃にホーム上にプレハブが設置され駅員の常駐が再度開始されました。 時刻表には載っていませんが一応みどりの窓口を名乗っています。(POS端末なのでいろいろ制限ありますが・・・)

ホーム方面。出て左側には開放的なトイレがあります。もともと現JR貨物ビルのところに公衆トイレがあったのですが、ビル建設に当たって取り壊されたため、なんか簡易設置のようなトイレが整備されました・・・

ホーム側から本屋。基本的に待合室以外はJR貨物の事務所となっています。

 

で、100周年ということでこのような記念乗車券が発売されました。券面の8駅限定1000冊なので果たして残っているのかとはらはらしながら14時ころに西大分駅に赴いたところ。ぜんぜん売れてないと駅員さんがぶーたれておりましたので皆さん買ってあげてください(白目)

切符を見て、確かに硬券なんだけどデザインはこれじゃなくてもっと昔のでよかったんじゃないかと思いつつ・・・
あと下の年表って大分駅の待合室に貼ってあるあれよな・・・

ちなみに0304番でした。300までが大分駅ってことはわかってるので、そのまま連番ということは私3番目ですか・・・

市内の駅舎もここ最近幸崎駅、大在駅、高城駅、向之原駅そして大分駅と、改築や撤去が進んでいます。西大分駅もそう遠くないうちに立替の話が出るかと思いますが、せめてそれまでは大切に扱っていって欲しいものです。

今月は大分駅開業100周年ということで、関連した記事をいくつか書いていく予定です。次は大分駅の予定。

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