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旧鎌掛小学校訪問(GW)

公開日:2013年06月14日 カテゴリー:聖地巡礼/舞台探訪 タグ:

アニメファンの聖地に!日野の旧鎌掛小学校@2013/2/18 滋賀報知新聞

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てなわけで、行こう行こうと思いながらもなかなか行けなかった中二病でも恋がしたいの学校のモデル「旧鎌掛小学校」に、GWの5/5、ようやく訪問してきた。ちなみに「鎌掛」はかいがけと読む。
2001年に廃校されており、現在はNPO法人蒲生野考現倶楽部が「しゃくなげ學校」として研修や自然学習の拠点として使用している。

★アクセス
近江鉄道の日野駅からバスで30分程度。日野駅まででも大阪から2時間程度かかるので、大体2時間半程度かかる。豊郷でも2時間くらいかかるので実はそんなに大差なかったりするが、JR→近江八幡→近江鉄道→八日市→近江鉄道→日野→バスと3回の乗り継ぎが発生するのではるばる感は強い。さらに言えばこのバスが日曜やお盆運休なので気を付けねばならない。
ちなみに今回はGW限定の石楠花渓行バスに乗って、鎌掛集落の南にある花の寺からアクセスしてみた、徒歩10分程度。
hino_rts訪問は基本的にバスの時間に合わせて組むのがベスト、もしくは日野駅前の観光案内所でレンタサイクルが良い。というか案内所がノリノリで用意してるのでむしろ積極的に利用してあげるとよいのかもしれない。案内マップも用意されている。ちなみにGooglemapではここ

 

★開館日
実は豊郷と違いこちらは基本的に土日のみの開館となっている。というかここは始めに書いたようにNPOの管理となっており、もともとは予約して見学をさせてもらう場所だったりする。現在は訪問者も多いので実質予約なしで入れるようになっている。時間も10時~16時と豊郷より若干短いので注意。

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ここが使用された経緯は最初の新聞記事に書いてある通りで、実はロケーションオフィスを通している。豊郷で懲りたのかどうかは知りませんが、最近の京アニはロケーションオフィスを通すようになった。ちなみにここは2006年のNHK連続テレビ小説「芋たこなんきん」やドラマ「十五歳の志願兵」(これは豊郷小ロケもあり)などで使用されている。

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校舎入口は右側の建物。

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てか。

thm_P1040721入る前からこれである。

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入口横の募金箱。ここはNPO運営なので豊郷よりもさらに大変な状況ではないのかと思われる。今後の為にも少しでも募金しておきたい。

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建築は昭和5年、豊郷が12年なのでわずか7年違いだが木造とコンクリートという違いもあって内部は全く別の雰囲気。多分豊郷よりこっちの方が懐かしいという人が多いのではなかろうか。というか豊郷の校舎が特殊。

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雑然と置かれた資料の中にネタが仕込んであって吹く。初期の豊郷を思い出す。
体育館を抜けて反対側の校舎へ。

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親切。各所に配置されているので主要なところは見逃さずに済む。気付けば。

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あんまり片付いてない場所もある。ここには古い農具などが展示されていたが、何故かそのなかに大型ブロッタがあって吹いた。

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主人公の教室のモデル。文化祭前。机はほとんどなくがらんどう。
ここが一番端っこの部屋で、部室方面へは一度玄関まで戻る必要がある。

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玄関横の階段。二階へのアクセスはここだけ。

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ゴゴゴ

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部室in。有志製作の魔法陣と六花ちゃんがお出迎え。

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しろいこなが置いてある。

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面白いなと思ったのが、部室にあるこれ。模造紙がそのまま置いてあってこれがそのまま巡礼ノートになっている。日本最大の巡礼ノートだ。しかしこれなら盗難はないだろうけど増えてきたらどうするのだろうか・・・

今回の滞在はおおむね1時間程度。このくらいあれば割とゆっくり見れる。ここと豊郷の間は車で30km1時間程度、公共交通でも1時間半程度なのでハシゴも可能。

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鎌掛はアクセスの関係もあってかあまり大きな盛り上がりはない場所であったが、4月末に突然中二恋公式と近江鉄道グループのコラボが開始された。映画化や2期も決定しており、これからいろいろ始まるのだろうかという感もあるが、鎌掛小の管理がNPOということもありすでに現状で手一杯という雰囲気もある。また、人が増えれば管理の手間も増え、校舎の傷みも加速することが予想される。先を考えると自治体などのサポートが必要となってきそうだ。豊郷はまだ町営の施設であったことが幸いしているが、こういった施設での運営維持は今後も課題となると思われる。

けいおん電車で全力を見せてくれた京阪もまた何かやると思われ(というか中二恋では正式に石山坂本線の沿線風景が出ており協力関係にある)、この後に行った安土の伊庭家住宅(六花の祖父母宅モデル)の人もBS11で追っかけているという話を聞いた。ようやく始まったという感が強いので、これからも継続的に観察していきたい場所である。

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