海の時刻表2011夏号が萌え仕様に

※この記事は中九州航路内の船内Wifiから更新しております。

海の時刻表とは、関西旅客船情報センターが出している関西地区発着のフェリー情報をまとめた無料冊子です。１月と７月の二回発行しており、フェリーに乗るとたまにおいてあるので以前から持って帰ったりしていました。

いままでは割と普通の表紙だったんですが、今回神戸からフェリーに乗ろうと窓口で手続きをしようとして、その真横においてあったこれに吹きました。

おいィ！？
（表紙高画質版）

絵師さんのもえぎ若菜さんについてはすぐピンと来ました。ぱらぱらとめくると案の定出てきた広告。

最近船体に萌え系ラッピングを始めた南海フェリーの絵師さんですね。

以前の報道で、南海フェリーをそそのかしたのは近畿運輸局だということはわかっておりまして、この海の時刻表でも監修として関わっているので、そのつながりで氏のイラストが採用されることになったのでしょう。

（参考）2011/1/19 [わかやま新報]名前考えてね。南海フェリー萌え系美少女キャラ

本自体は関西地区の主要な港（神戸港FT・大阪南港FTなど）に置かれていると思いますが、上記関西旅客船情報センターに問い合わせて取り寄せるのが一番早そうです。（というかATCに事務所があるので直接訪問すればもらえるのかな？）
あ、ちなみに中身は普通の各航路の時刻表なんで、特段いつもと変わった様子はないです。

大分という場所柄、関西や四国へと、昔からかなりの頻度でいろんなフェリーには乗ってきましたが、やはりどこも苦境が続いているためか接客などが大きく体質改善されています。
ちょっと前はやはり男の乗り物といいますか、女性や家族連れについての配慮は少なく、トラックの運ちゃんが我が物顔でレストランを占拠してたりするような状態だったのですが、女性専用席やパウダールーム設置に女性専用プランの設定、他にも漫画喫茶や子供室の設置など、従来あまり対象としていなかった人たちを取り込もうと努力を続けているのがわかります。
そして今回の南海フェリーや宇高国道フェリーなどのように、「萌え」方面に動いて若者（まぁ特にオタクデスケド）に興味を持ってもらおうという 動きも出てきています。
苦境続きではありますが、いろんな施策で今まで興味がなかった人たちにも振り向いてもらえるようになればよいなと思っています。フェリー旅もなかなか楽しいですよ。

 

ついでに、今回の旅行でもらってきたパンフレットなど・・・
よくよく考えれば大旅行だったな今回・・・