別府 TRANS CITY FEAT. HATSUNE MIKU 開幕

公開日：2013年12月02日カテゴリー：大分の話題タグ：トランスシティ, 初音ミク

というわけで、先月の11/15から別府でトランスシティが始まりました。開始日から行って開会式とかプロジェクトマッピングも見てきていましたが、ちょっと忙しかったりしたもので記事が遅くなりました。スミマセン。

11/15いろいろあってギリギリの列車に乗って別府駅から別府公園を適当に突っ切ったらちょうど会場。テープカットには間に合った。関係者らしき人が結構来てるねとか言ってたがいや少ないだろコレと思いつつ。
会場後にちょっと様子だけ見てドームは見ずに一旦退散。地元マスコミがいたので・・・

会場横には亀の井バス市内線用のミクラッピングバスが停車中。もう一種類あるらしいが、高速バス用含めて運用が一切公開されてないので会えるかどうかは運しだい。高速バスの方はまだ現物見たことない。

原稿やらをジョイフルでこなしたのち、山の手中学校へ。19日まで限定のプロジェクトマッピングを見る。こういうのを見るのは初めてだったがなかなかすごい。しかし初音ミクは1秒くらいしか出なかったぞオイ。

夜のトランスシティ会場。程よいライトアップで綺麗。一番大きなドームが天球スクリーンを備えたドーム。初見だとどこ見て良いか混乱するけどこれもなかなかよかった。

温泉街に響く初音ミクの美声　イベント「TRANS CITY FEAT. HATSUNE MIKU」開幕
ちょうどねとらぼの記事があったので。

スクリーンドームの横にも小さめのドームが二つあり、これが物販と展示のドーム。別府推しっぽいところはほぼなく、逆に札幌雪祭りの紹介があった。まぁあっちが本家だしなぁ。展示のドームも最後のほうはDTMやプラグインの紹介になっていて、お、おうという感も。
入場時にもらったパンフレット群にもプラグイン紹介のパンフレットが入っていて、まぁ広告料の代わりなんだろうか・・・

内容は悪くない、しかしボリューム不足

んで、こっから雑感。
メインの映像ドームはなかなか楽しい、とりあえずもう一回見に行っても良いなと思える程度には。手間がかかってる割に無料放映にしたのはなかなか英断だなと思う。

※コメントにありますが内部は映像撮影可能。

んで、現状だとぶっちゃけこれがほぼコンテンツとして90％を占めており、あとは展示を見たら大体終わりというボリュームの無さが大きな問題。
ラッピングバスやプロジェクションカーもあるけど何処に現れるかは一切不明で運に頼るしか無し。とりあえず住民登録してみるも特典がいまいちよくわからん。
自分みたいな近所（片道200円）の人はこれ単体でも十分に満足ですが、わざわざ関西関東から遠征してきた人にはなんだか物足りないのではなかろうかと。

別府市がこのイベントを行う理由としてはもちろん誘客なわけで、まぁうまくこのイベントに人が誘客されてきたとしましょう。
JRなりバスなりでやってきて別府へ。ビーコンプラザくらいなら歩ける距離なんで歩いて、もしくは亀の井バスで5分160円。会場到着。
んで、会場で一通りイベントを見終えた。そしたらそれでおしまい、なわけでして。「初音ミク」が単体過ぎて別府の観光につなげる導線が全く無いに等しいのが最大の問題と考えます。

唯一物販コーナーにあった温泉の紹介。ただこんなんじゃなくて、せっかく入口で全員に配ってるものがあるんだからその中に別府の観光パンフレットくらい混ぜておいても良いのでは。
会場内にはどこにも観光ガイド的なものは無し。せっかくとり天やら別府冷麺やらもあるのだから、近隣のグルメガイドでも入れておけば参考にする人はそこそこ居るでしょう。
市営の立ち寄り温泉も付近にたくさんあり、そうした案内もないのはモッタイナイ。前期ではタツノコキャラクターで銭湯スタンプラリーとかもやっていましたが、後期では今のところない様子。温泉都市じゃなかったの。
せっかくホテル旅館も大量にあるのだから、記念品付きの宿泊プランもあれば利用する人もいたでしょう。
リピーターを作りたいならまず利用してもらう必要があるわけで、こうしたせっかくのチャンスを生かさないのはもったいないなぁという感。
例えば大洗もガルパン単体ではなく地元観光と一体化してボリュームや満足度の高いものにしているし、先日の呉オンリーも観光と一体（あの場合は勝手に各自で観光してた状態ですが回るところは決まっているのでわかりやすい）することによって多くの人たちを集められていたと考えられます。
このあたりが検討不足と思われた部分でした。てか分離させても問題ないならそれこそ「別府である必要はない」わけで…
まぁぶっちゃけコンテンツで街おこし（）する時によく欠けている視点ではあるんですが、すごい重要。